理事長ご挨拶

 

特定非営利活動法人 日本睡眠歯科学会

理事長 角谷 寛

(滋賀医科大学)

 

  2023年10月より外木 守雄前理事長の後任として特定非営利活動法人 日本睡眠歯科学会の理事長を拝命した角谷 寛です。前理事長をはじめ諸役員が築き上げてこられました実績を踏まえ、会員の皆様と共に本学会のさらなる発展のために貢献できればと考えております。

 

  本学会は2003年に菊池 哲 初代理事長により設立されました。本学会は「国民に対して、睡眠歯科医療に関する事業を行い、国民の健康並びに福祉の増進に寄与する」ことを目的としています。外木 守雄 前理事長のもとで、2014年に学会機関誌である「睡眠口腔医学」が発刊され、2015年に認定医および指導医の認定規則が策定され、2021年に日本歯科医学会連合認定分科会に加盟し、2022年には会員数が1000名を超えました。今後は日本歯科専門医機構への加盟をめざしています。

 

  睡眠歯科が扱う睡眠障害には、 閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)などの睡眠呼吸障害のみならず、小児領域や睡眠関連ブラキシズムなどもあります。睡眠障害は生活習慣病との関連があり、OSAの 口腔内装置(OA)治療においても、歯科と医科の連携を行いながら、 歯科タイトレーションを実施していくことは重要です。
 また、日本睡眠学会との連携は必要不可欠なものと考えておりますので、本学会員の日本睡眠学会の学術集会や歯科専門医制度への参加等について、引き続きよろしくお願いいたします。

 

  今後は、睡眠歯科領域におけるガイドラインや研究によるエビデンスを構築するとともに、世界睡眠歯科顔面学会(WDSS)やアジアの睡眠学会を通じて日本睡眠歯科学会の国際的なプレゼンスを高めていきたいと考えています。

 

  日本睡眠歯科学会が社会からの要請に応え、責務を果たすことができるよう、全会員が一丸となり、睡眠歯科学の発展に尽力して社会に向けて発信し、次世代につなげていくために、皆様のご指導、ご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

日本睡眠歯科学会(JADSM)について

 

 日本睡眠歯科学会(JADSM)は睡眠呼吸障害(Sleep Breathing Disorders)治療のための口腔内装置や上気道を開放する手術の研究や臨床を推進します。そして治療に直接かかわる歯科医師の教育研修を進めてまいります。

 日本睡眠歯科学会会員は口腔内装置を学ぶ歯科医師と協同して睡眠呼吸障害の治療を果たしていくとともに、日本睡眠歯科学会は医科関連の学会と良好な関係を築き、とくに睡眠センターや睡眠専門医と協同して睡眠呼吸障害治療と研究を進めていきます。また、日本睡眠歯科学会は積極的に社会に出て、人々の睡眠障害に関する知識を高め、睡眠呼吸障害治療に歯科医師の果たす役割を認識していただくように働きかけます。

 日本睡眠歯科学会は臨床的な集まりを通して歯科開業医を応援し、先進的なアイデアや適切な治療手順を作り上げます。根拠の確かな証拠をもとに睡眠歯科医学についての情報を社会に報告することは日本睡眠歯科学会の目的であり任務だと考えます。

 

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特定非営利活動法人日本睡眠歯科学会
 正会員(医師・歯科医師・その他) 入会金5,000円 年会費12,000円
 正会員(医療スタッフ)      入会金 なし  年会費6,000円
  当学会の期は9月1日始まりです
 ※上記会員区分に該当しない場合には事務局までメールにてお問合せ下さい。
  問合せ先: jadsm◎onebridge.co.jp
  (◎を@に置き換えてください)