2018年の活動

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会名
日時 2018年11月23日(金・祝)〜24日(土)
会場 つくば国際会議場
(〒305-0032 茨城県つくば市竹園2丁目20番3号)
主な内容(抜粋) 2018年11月23日(金・祝)

<第1会場>

開会式


睡眠歯科医学基礎講座(入門編)


<第2会場>

睡眠歯科医学基礎講座(エキスパート編)


<懇親会>

2018年11月24日(土)

<第1会場>

シンポジウム1


教育講演1
 
教育講演2
 

特別講演
 
国際講演
 

シンポジウム2


第17回日本睡眠歯科学会総会・学術集会が2018年11月23日(金・祝)、24日(土)の2日間、茨城県つくば国際会議場にて開催されました。事前登録274名、当日登録98名、計372名と過去最大の参加者を得て、成功裏に終了することができました。
23日の井上雄一先生の基調講演から始まる睡眠歯科医学基礎講座(入門編)ではメインホールに立ち見がでるほどの盛況ぶりで、最近の睡眠歯科への関心度の高さを実感しました。また今年からの試みとしてのデータブリッツ(ポスター発表者のショートプレゼンテーション)では地酒の試飲を楽しみながら聴講できるといったユニークな企画が好評でした。
24日は、「小児の睡眠呼吸障害」「地域医療連携」を各テーマにしたシンポジウム、教育講演は「歯科医療に期待するー過眠を呈する若年者の一群についてー」「睡眠時ブラキシズム」の2題、特別講演は「睡眠覚醒の謎に挑む」、韓国睡眠歯科学会の国際講演、21題の一般口演、17題のポスター発表がありました。
今回は広く睡眠に関する話題を巡る「2018睡眠の旅」というテーマで、特に睡眠研究の世界的な権威で筑波大学国際睡眠統合機構長である柳沢正史先生に特別講演を賜わったことは本会にとって記念すべき事でした。また、韓国睡眠歯科学会の先生による国際講演並びに茨城県歯科医師会にも御共催いただきとても実りのある有意義な大会であった。
最後に今大会の開催にあたりご協賛いただいた業者の方々並びに関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。(広報委員会 記)
 


会名 睡眠歯科医学 エキスパート・ビギナー講座
(第13回 睡眠歯科医学エキスパートセミナー)
日時 エキスパートセミナー  :2018年7月14日(土) 8:50〜14:40
睡眠時無呼吸ビギナー講座:2018年7月14日(土) 13:00〜16:50
会場 北海道歯科医師会館
(〒060-0031 札幌市中央区北1条東9丁目11番地)
プログラム エキスパートセミナー
1. 「睡眠歯科と麻酔 気道管理への応用」
幸塚裕也先生(昭和大学歯学部 全身管理歯科学講座 歯科麻酔科学部門昭和大学藤が丘病院麻酔科)
2. 「睡眠時無呼吸症候群と 睡眠時ブラキシズムは関連するのか?」
山口泰彦先生(北海道大学大学院 歯学研究院口腔機能学分野 冠橋義歯補綴学教室)
ランチョンセミナー(睡眠歯科専門施設 紹介)
3. 「皆様と考える口腔内装置治療」
上田 宏先生(広島大学大学院 医歯薬保健学研究科 歯科矯正学)
4. 「口腔乾燥症の原因療法に迫る」
安彦善裕先生(北海道医療大学歯学部 生体機能・病態学系 臨床口腔病理学分野北海道医療大学病院「口腔内科相談外来」)

睡眠時無呼吸ビギナー講座
1. 「睡眠時無呼吸とは」
佐々生康宏先生(ささお歯科クリニック口腔機能センター)
2. 「歯科で行う検査」
猪子芳美先生(日本歯科大学新潟病院総合診療科 睡眠歯科センター)
3. 「Oral Appliance治療」
巣山 達先生(南12条千葉歯科クリニック)
4. 「CPAPとは」
斎藤拓志先生(KKR札幌医療センター)
セミナーの様子(サムネイルをクリックすると拡大表示します)



第13回 睡眠歯科医学エキスパートセミナー(ビギナー講座併催)が第43回日本睡眠学会定期学術集会の翌日に開催されました。午前は、昭和大学幸の塚裕也先生から「睡眠歯科と麻酔 気道管理への応用」睡眠と麻酔、OSAと気道管理への応用、歯科治療における気道管理について、続いて北海道大学大学院の山口泰彦先生から「睡眠時無呼吸症候群と睡眠時ブラキシズムは関連するのか?」、ランチョンセミナーは「睡眠歯科専門施設紹介」でキタムラ歯科(新潟市)北村雄樹先生。午後は、広島大学大学院の上田宏先生から「皆様と考える閉塞性睡眠時無呼吸症候群に対する口腔内装置治療」OA治療の課題と対応策について、最後は北海道医療大学安彦善裕先生「口腔乾燥症の原因療法に迫る」うつやOSAとの関連性と対処法について。以上、睡眠歯科に取り組む医療人にとても有用な内容の講演でした。
また午後から開催されたビギナー講座は、ささお歯科クリニックの佐々生康宏先生から「閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)とは」、日本歯科大学新潟病院の猪子芳美先生から「歯科で行う検査」、南12条千葉歯科クリニックの巣山達先生から「Oral Appliance治療」、KKR札幌医療センターの斉藤拓志先生から「CPAPとは 何が出来て何が出来ないのか」の何れの4題もこれから睡眠歯科に取り組む歯科医師向けの導入として相応しい充実した内容でした。(広報委員会 記)


会名 ~睡眠を学ぶチャンス!~ 歯科医師のための睡眠学セミナー
日時 2018年2月25日(日)10:00〜16:30
会場 JR東京総合病院
(〒151-8528 東京都渋谷区 代々木2丁目1−3)
プログラム

9:30 受付開始

10:00-10:10 概要説明

10:10-12:20 【講義】睡眠学
        スリープ&ストレスクリニック 林田 健一先生(精神科医師)

12:30-13:00 【ランチョンセミナー】スポーツと睡眠歯科
        ぶばいオハナ歯科 藤巻弘太郎先生(歯科医師)

13:40-16:00 【講義・実演】終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)
        JR東京総合病院 河野奈津子先生(臨床検査技師)

16:00-16:30 総括

セミナーの様子(サムネイルをクリックすると拡大表示します)


今年の睡眠学セミナーもJR東京総合病院の講堂にて開催されました。参加頂けた先生は70名を超え本セミナーの充実と睡眠歯科への注目度が確認出来ました。はじめに、後藤先生、佐々生先生より本会開催のご説明をいただき、外木理事長からご挨拶いただきました。午前は毎年好評を得ているスリープ&ストレスクリニックの林田健一先生からICSD‐3を含めた睡眠治療全般の講義があり、改めて睡眠歯科治療には睡眠学全般の知識とそのアップデートが必要な事を認識できました。また、ランチョンセミナーでは佐々生先生が司会を担当され藤巻弘太郎先生からスポーツと睡眠歯科という新たな切り口のご講演がありました。午後はPSGの装着デモンストレーションと講義を、今年もJR東京総合病院の河野奈津子先生が担当されました。司会はPSGの講義を日暮先生が実習を入江先生が担当され、適宜、重要なポイントを司会の先生から追加説明が加わり、難解になりやすいPSGの知識を分かりやすく理解する事が出来ました。今回は江野幸子先生から昨年度の睡眠学会認定試験受験の体験記もあり、認定試験にも役立つ充実した一日となりました。広報委員会、記)